甲賀市議会 > 2021-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 甲賀市議会 2021-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 甲賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 3年 12月 定例会(第7回)          令和3年第7回甲賀市議会定例会会期日程                    11月29日~12月22日(24日間)月日曜日会議名等審議内容11.29月本会議 (第1日)議案上程、提案説明30火休会 12.1水休会 2木休会 3金休会 4土休会 5日休会 6月休会 7火本会議 (第2日)議案審議、採決、付託8水本会議 (第3日)一般質問木本会議 (第4日)一般質問10金本会議 (第5日)一般質問11土休会 12日休会 13月本会議 (第6日) 委員会一般質問追加議案、付託、採決 付託議案審査予算決算常任委員会14火委員会付託議案審査 産業建設常任委員会15水委員会付託議案審査 厚生文教常任委員会16木委員会付託議案審査 総務常任委員会17金本会議 (第7日) 委員会追加議案、付託、採決 付託議案審査 予算決算常任委員会18土休会 19日休会 20月休会 21火休会 22水本会議 (第8日)委員長報告、質疑、討論、採決        令和3年第7回甲賀市議会定例会会議録(第1号) 令和3年11月29日(月曜日)午前9時30分開会1.出席議員     1番  北田麗子        2番  福井 進     3番  西山 実        4番  木村眞雄     5番  中島裕介        6番  奥村則夫     7番  西田 忠        8番  瀬古幾司     9番  西村 慧       10番  糸目仁樹    11番  岡田重美       12番  堀 郁子    13番  小倉 剛       14番  里見 淳    15番  田中喜克       16番  林田久充    17番  橋本恒典       18番  山岡光広    19番  田中將之       20番  戎脇 浩    21番  小河文人       22番  谷永兼二    23番  田中新人       24番  橋本律子2.欠席議員         (なし)3.職務のため議場に出席した事務局職員    事務局長       野尻善樹  議事課長       平岡鉄朗    議事課係長      瀬古孝子  議事課主査      森田剛史4.説明のため出席した者    市長         岩永裕貴  副市長        正木仙治郎    市長公室長兼危機・安全管理統括監 教育長        西村文一               柚口浩幸    教育部長       山本英司  代表監査委員     山本哲雄    総務部長       伴 孝史  総合政策部長     清水和良    総合政策部理事健康福祉部理事  市民環境部長     澤田いすづ               阪本伸江    建設部長       寺村 弘  上下水道部長     伊藤 勲    会計管理者      寺田カオル 監査委員事務局長   山元正浩    健康福祉部長福祉事務所長    こども政策部長    島田俊明               樫野ひかる    産業経済部長     田中康之  産業経済部理事    八田 忠5.議事日程  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        会期の決定  日程第3 議案第89号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第4 議案第90号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第5 議案第91号 甲賀市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について  日程第6 議案第92号 甲賀市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について  日程第7 議案第93号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第8 議案第94号 甲賀市保育園設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第9 議案第95号 甲賀市開発許可の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第10 議案第96号 甲賀市公民館条例の一部を改正する条例の制定について  日程第11 議案第97号 令和3年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)  日程第12 議案第98号 令和3年度甲賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第13 議案第99号 令和3年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第14 議案第100号 令和3年度甲賀市病院事業会計補正予算(第1号)  日程第15 議案第101号 令和3年度甲賀市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第16 議案第102号 令和3年度甲賀市診療所事業会計補正予算(第1号)  日程第17 議案第103号 令和3年度甲賀市介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)  日程第18 議案第104号 令和3年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)  日程第19 議案第105号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第20 議案第106号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第21 議案第107号 市道路線の認定につき議決を求めることについて6.本日の会議に付した事件  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        会期の決定  日程第3 議案第89号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第4 議案第90号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第5 議案第91号 甲賀市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について  日程第6 議案第92号 甲賀市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について  日程第7 議案第93号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について  日程第8 議案第94号 甲賀市保育園設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第9 議案第95号 甲賀市開発許可の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第10 議案第96号 甲賀市公民館条例の一部を改正する条例の制定について  日程第11 議案第97号 令和3年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)  日程第12 議案第98号 令和3年度甲賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第13 議案第99号 令和3年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第14 議案第100号 令和3年度甲賀市病院事業会計補正予算(第1号)  日程第15 議案第101号 令和3年度甲賀市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第16 議案第102号 令和3年度甲賀市診療所事業会計補正予算(第1号)  日程第17 議案第103号 令和3年度甲賀市介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)  日程第18 議案第104号 令和3年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)  日程第19 議案第105号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第20 議案第106号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第21 議案第107号 市道路線の認定につき議決を求めることについて7.議事の経過 ○議長(田中喜克) 御報告を申し上げます。 報道関係者から、本会期中における撮影許可の申出があり、議長において、これを許可いたしましたので、御承知おきください。     (開会 午前9時30分) ○議長(田中喜克) これより、令和3年第7回甲賀市議会定例会を開会いたします。 定例会に先立ちまして、御挨拶を申し上げます。 朝夕めっきりと冷たくなってまいりました。今日はマイナス5度という温度が示されているように、この冬一番の寒さと感じます。赤や黄色に色づいた、鮮やかに色づいた紅葉も、一夜、二夜に寒風に舞い、木々の姿を変えてしまいました。しかし、そのこずえには春を迎える花芽がしっかりと冬支度をし、整えています。改めて、自然の生命力の強さ、また諸行無常を感じるところであります。 振り返りますと、この一年は、コロナ禍という言葉に代表されるように、新型コロナウイルス感染拡大によって、私たちの生活は厳しく、また大きく変化、翻弄された一年でありました。 しかし、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、甲賀市出身の山田聡子さん、藤井由美子さん、宇田秀生さんの3選手が出場され大活躍いただき、私たちに夢と感動を与えていただきました。 また、先頃行われた中学校駅伝、高校駅伝の県大会では、甲賀市内の中学校・高校生チームが上位を独占する大活躍で、12月に行われる全国大会に出場されます。 私たち甲賀市民に元気と希望を与えていただいたことの多い一年でもありました。今年も余すところ1か月になりました。本日、令和3年第7回定例会を開催するに当たり、議員の皆様、執行部の皆様には御出席を頂き、誠にありがとうございます。 本定例会に提出される予定の議案につきましても、それぞれ市民の皆様の思いに直結した議案であります。審議におきまして市民の皆様の負託に応えるべく議論を尽くし、適正で妥当な御結論を頂きますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ただいまの出席議員は、24名であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 初めに、例月出納検査の結果について報告いたします。 このことにつきましては、令和3年8月26日付、9月27日付、10月28日付、及び11月25日付で甲賀市監査委員より結果報告が提出されています。令和3年7月、8月、9月及び10月の現金出納事務が正確であった旨の報告であり、その写しを後刻配信いたします。 次に、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書の提出について報告いたします。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、令和3年11月22日付で甲賀市教育委員会より報告書が提出されましたので、その写しを後刻配信いたします。 次に、全国市議会議員共済会について報告いたします。 去る11月11日に、第2回理事会が全国都市会館において開催され、出席いたしました。 理事会では、令和3年度上半期経営状況及び令和4年度予算大綱案について提案どおり承認されました。 次に、全国植樹祭甲賀推進協議会について報告いたします。 去る11月19日に、第5回総会が、かふか生涯学習館において開催され、里見副議長が出席されました。 総会では、令和2年度事業報告案及び収支決算案が提出され、全会一致で承認されました。 次に、滋賀県市議会議長会について報告いたします。 去る11月19日に、ホテル&リゾーツ長浜において第2回定例議長会議が開催され、出席いたしました。 会議では、令和4年度役員及び令和4年度各市分担金の外2議案が提案され、全会一致で承認されました。 なお、同議案において、令和4年1月19日に八日市文化芸術会館にて定例議員研修会を開催することが決定されましたので、議員各位には御承知おきください。 次に、第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会甲賀準備委員会について報告いたします。 去る11月25日、甲賀市準備委員会設立発起人会甲賀市役所において開催され、設立趣意書案及び会則案が提出され、全会一致で承認されました。 以上で報告を終わります。 本日の議事日程については、お手元に配信したとおり編成いたしましたので、御報告申し上げますとともに、御了承賜りたいと存じます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録の署名議員は、会議規則第88条の規定により、   3番 西山 実議員及び   4番 木村眞雄議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 去る11月22日に議会運営委員会が開催され、本定例会の会期について協議いただきました。 その結果、議会運営委員長より、本定例会の会期については、お手元の会期日程のとおり、本日から12月22日までの24日間とし、休会中には委員会を開催することが適当である旨の報告がありました。 お諮りいたします。 議会運営委員長からの報告のとおり、本定例会の会期は本日から12月22日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から12月22日までの24日間と決定いたしました。 ここで、議案審議に先立ち、市長から挨拶の申出がありますので、発言を許します。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 皆様、改めまして、おはようございます。 木枯らしに吹かれる落ち葉に、冬の訪れを感じる季節となりました。本日ここに令和3年第7回甲賀市議会定例会が開催されるに当たり、議長のお許しを頂きましたので、御挨拶を申し上げます。 さて、去る10月31日投開票の衆議院議員選挙を受け、第206回特別国会が今月10日に召集をされ、第2次岸田内閣が発足をいたしました。 長期化する新型コロナウイルス感染症の影響により、国の経済が依然として厳しい状況が続く中、成長と分配の好循環を実現するため、去る19日の臨時閣議におきまして、財政支出が過去最大となる55兆7,000億円の経済対策が決定をされたところであります。 この新たな経済対策では、新型コロナ感染拡大防止、ウイズコロナの下での経済活動の再開と次なる危機への備え、未来を切り開く新しい資本主義の起動、国民の安全・安心の確保を柱に据え、コロナ禍で打撃を受けた個人や事業主への給付金をはじめ、GoTo事業の再開、急騰する原油価格の対策、国産ワクチン研究開発・生産体制の強化、保育士・介護職等の賃上げ、マイナンバーカードへのポイント付与子育て世帯への支援策などが盛り込まれております。 また、政府は26日の閣議決定におきまして、新たな経済対策の裏づけとなる補正予算案追加歳出一般会計で約36兆円とし、うち新たな経済対策分として31兆6,000億円を、また、地方交付税交付金として3兆5,000億円を追加するとされました。 政府から新たな経済対策が示されたことにより、今後、経済回復に向けた出口戦略が本格化することから、国・県の動向に注視をしながら情報収集に努め、時期を逸することなく必要な対策を進めなければなりません。 そうした中、現在、編成作業を行っております本市の令和4年度予算につきましては、その基本的な考え方を第2次甲賀市総合計画第2期基本計画の趣旨を踏まえ、これまでより注力をしてまいりました三つのテーマ、子育て・教育、地域経済、福祉・介護に沿った事業をさらに進化をさせるとともに、アフターコロナを見据えた新しい豊かさによるまちづくりを着実に推進することといたしております。 この新しい豊かさへの挑戦を軸に、総合計画に掲げる目標人口の達成、新型コロナへの対応、カーボンニュートラルの推進、デジタルトランスフォーメーションの推進、公民連携の推進、市民との対話を通じた合意形成による事業の再構築などを着実に進めるとともに、本年9月に策定をいたしました中長期財政計画に基づき健全な財政運営を堅持することを予算編成方針としてただいま取り組んでいるところであります。 私ども基礎自治体は、国・県などの広域的な行政では見えてこない市民一人一人の生活の現場をお預かりをしており、新型コロナが再拡大するような事態となっても、医療現場、また地域経済の下支えを図りながら、健康、福祉、教育など、市民皆様の暮らしを守るため万全の対策を期するとともに、本市の10年後、20年後を見据え、今、取り組むべき課題に挑んでいくことが重要であると考えております。 さて、医療関係者の皆様をはじめ多くの市民の皆様の御理解、また御協力の下、オール甲賀市役所で進めてまいりました新型コロナワクチン接種につきましては、11月25日現在で、12歳以上の対象者のうち、1回目の接種者数は7万701人で87.3%、2回目の接種者数は6万9,263人で85.5%となっており、接種を希望される方への集団接種は先週の27日で終了をさせていただきました。第5波が収束をした要因の一つと考えられるワクチン接種が、当初混乱はあったものの、大きく進んだことに改めて深く感謝を申し上げます。 3回目の追加接種につきましては、2回目の接種完了からおおむね8か月後とされておりますので、まずは医療従事者への接種を年内12月から開始をする予定でおります。 また、年明けの1月からは、高齢者施設の入所者や、また施設従事者への接種をはじめ、続いて高齢者や基礎疾患のある方、一般の方へと順次接種を行えるよう現在準備を進めております。3回目の接種が予約段階で混乱を招かないように、これまでの経験を踏まえ、しっかりと体制を確保し進めてまいりますので、引き続き皆様の御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 感染状況につきましては、県内では新規感染者がゼロとなる日も多くなり、警戒レベルの引下げや制限の解除が実施をされてきたところであります。 市内各地では、長らく開催が見送られてきた文化祭、またスポーツ大会、マルシェなどの各種イベントが、感染対策を取りながら少しずつ再開されてきており、私もお招きいただくことが随分増えてまいりました。 イベント会場では、多くの市民の皆様方からお声がけを頂き、私自身も元気を頂くとともに、改めて市民皆様と直接対話をすることの大切さを再認識いたしております。 また、かねてよりまちづくりは行政だけでできるものではないと申し上げてきており、市民皆様、各種団体による主体的な市民活動が本市の活力の源であることも痛感をいたしております。人々が集い、いぎわいのあるまちづくりのために、コロナに負けることなく、知恵と工夫を凝らし活動いただいている皆様方にも心から感謝を申し上げます。 それでは、9月定例会以降における市政の主な内容について御報告を申し上げます。 まず、総合政策部所管事項では、東京2020・パラリンピックトライアスロン競技において、見事、銀メダル獲得の快挙を成し遂げられ、市民皆様に明るい希望、また深い感動を与えてくださいました宇田秀生選手に対し、本市第1号となる市民栄誉賞を10月25日に贈呈をいたしました。宇田選手のさらなる御活躍をお祈り申し上げます。 本市の教育振興に係る基本方針となります甲賀市教育大綱につきましては、総合計画上位計画として策定をしていることから、本年3月に策定の総合計画第2期基本計画の方向性に沿う内容とするため、10月に改定を行いました。 また、かねてより検討を進めてまいりました本市のデジタル化の指針となります甲賀市ICT推進ビジョンを新たに策定したところであり、少子高齢化時代に多様化する市民ニーズに応え、効率的で便利さを実感いただけるデジタル社会の実現に取り組んでまいります。 次に、総務部所管事項では、昨年6月に工事着手をいたしました土山開発センターが12月15日に竣工の運びとなりました。このセンターには、大集会室、会議室、また調理室を配置し、貸館だけでなく災害時には指定緊急避難所として活用することが可能となっております。来年1月8日に竣工披露式を開催をし、その翌日から利用を開始をする予定であります。 次に、市民環境部所管事項では、新型コロナ感染拡大に起因する人権問題について、甲賀市人権に関する総合計画の改定や持続可能な社会の実現に向け、環境の保全と創出に関する施策を総合的かつ計画的に進めるために、第2次甲賀市環境基本計画の改定を行ったところであります。 去る11月13日に閉会をいたしましたCOP26におきましても、気候変動の悪影響を回避する上で2030年までの取組が重要であるとされており、来年6月に本市を主会場に開催される全国植樹祭を契機に、豊かな森林環境を生かしたカーボンニュートラルを視野に入れた本市ならでは温暖化対策に取り組んでまいります。 次に、健康福祉部所管事項では、新型コロナ感染拡大により、さらに多様化・複雑化する地域福祉の課題に対応するため、第2次甲賀市地域福祉計画の改定を行いました。新たに重層的支援体制整備事業成年後見制度の利用促進、再犯防止の推進及び新しい豊かさの追求を盛り込み、地域共生社会の実現を目指した計画となっております。本計画を基に、誰もが役割を持ち、互いの存在を認め、そしてまた支え合うことで孤立をすることなく、その人らしい暮らしが守られる地域社会の実現に向け取組を進めてまいります。 出産後の母子に対する心身のケアや育児サポートを目的とした産後ケア事業におきましては、9月から訪問型サービスと新たに宿泊型・日帰り型のサービスを設け、育児に不安のある方が安心して子育てできるよう充実を図りました。 本年度も敬老の日を迎えるに当たり、100歳以上の54名の方に敬老祝い金を、節目となる88歳・99歳の方に記念品をお渡しをし、長寿をお祝いをしました。私も市内で最高齢となられる107歳の方にお出会いをさせていただき、御家族の皆様方と一緒にお祝いをし、さらなる高齢者福祉の充実をお誓いしたところであります。 次に、こども政策部所管事項では、甲賀市すまいる・あくしょん取組宣言を9月15日に行いました。 この宣言は、滋賀県が主催の社会全体で子どもたちが笑顔で育ち、遊び、学べる環境づくりを推進するため、コロナ禍の子どもの声から生まれたものであります。「子どもたちの笑顔を守ろう」をテーマに、子どもたちはもとより、子どもに関わる全ての方が笑顔となれる甲賀市を目指してまいります。 また、ひとり親や非課税世帯など低所得への子育て世帯への市独自の支援策として、さきの臨時議会でお認めを頂きました子育て世帯くらし応援特別給付金の給付を12月13日に予定をいたしております。何かと出費が多い年末年始に、少しでもゆとりと安心を持っていただくことを願っております。 次に、産業経済部所管事項については、商工関係では、本市独自の新型コロナへの臨時経済対策であります地域経済応援クーポン券事業では、昨年度を上回る市内517店舗で御登録いただき、9月から利用を開始をいたしております。現在、市内全世帯に配布をいたしましたクーポン券の約3分の1に当たる20万枚を御利用いただいておりますが、御利用が地域経済の好循環にもつながってまいりますので、期間内にぜひ御利用を賜りますようにお願いを申し上げます。 観光関係では、11月22日に甲賀流リアル忍者館が会館1周年を迎えたことを記念し、11月6日には社会福祉センターなどで第13回甲賀流忍者検定を、また、27日にはリアル忍者館にて滋賀県の戦国キャンペーンと連携をし、墨絵師の御歌頭氏による甲賀流忍者をモチーフとした墨絵ライブなどのイベントを開催いただきました。 これまで大規模な集客イベント等の開催がかないませんでしたが、今後は感染状況も注視をしながら施設を活用したイベント周遊ツアーなどの企画をし、地域の活性化を図ってまいります。 農業関係では、第73回関西茶業振興大会が11月6日に奈良県で開催をされ、来年度の第74回大会が本市で開催されることが正式に決定をいたしました。 今大会の品評会では、コロナ禍により出品茶の摘採が困難を極めたために、本市からの出品は3点にとどまり、残念ながら上位入賞することはかないませんでした。次回の大会では、甲賀の茶のさらなる振興を図るため、上位入賞を目指し、関係団体とともに一丸となって取り組んでまいります。 林業関係では、先週27日には、全国植樹祭の主会場であります鹿深夢の森におきまして、三日月滋賀県知事とともに200日前イベントに参加をいたしました。 当日は、植樹体験などによる全国植樹祭のPRだけではなく、木のよさ、森林の役割についても理解を深めていただく機会となりました。引き続き、植樹祭の成功に向け全国からお越しいただく参加者の皆様へ、おもてなしを万全にできるよう、また、森林整備や木材利用につながる大会となるよう準備を進めてまいります。 続いて建設部所管事項について、名神名阪連絡道路では、国が定める新広域道路交通ビジョン計画を基にした重要物流道路への確実な指定や、本道路の早期実現に向け、11月17日に国土交通省並びに滋賀県及び三重県の地元選出国会議員への中央要望を行いました。また、来年1月13日には大津市内で建設促進大会の開催も予定をいたしており、引き続き、国・県、関係自治体の議会及び民間団体の皆様方との連携を強化をし、早期の事業化に向け積極的な取組を進めてまいります。 現在、市内では甲賀・湖南の両市民約1,300人の顔写真でラッピングを施したバスが、11月から運行いただいております。これは、水口青年会議所の皆様が企画をされたもので、写真にはコロナ禍の自粛ムードが終わったらやってみたいことが紹介をされており、バスの利用促進と地域の活性化にもつながることを期待をいたしております。 続いて、上下水道部所管事項では、去る10月2日に和歌山県で発生をいたしました水管渠崩落事故に関する給水活動に、職員3名を10月6日から11日まで派遣をいたしました。全国的に水道施設の老朽化が課題となっております中、改めて計画的な設備更新の必要性を痛感をいたしております。 最後に、教育委員会事務局所管事項では、2025年に滋賀県で開催をされる第79回国民スポーツ大会・第29回全国障害者スポーツ大会の甲賀市準備委員会設立発起人会を11月25日に開催をいたしました。 国民スポーツ大会は、昭和56年に本県で開催をされたびわこ国体以来、実に44年ぶり2回目となる開催となります。本市では、九つの競技が実施をされる予定であり、恵まれた自然、歴史、産業、文化を全国へアピールする絶好の機会でもあることから、市民、関係団体、議会、行政から成る甲賀市準備委員会を設立をし、多くの皆様方のお力添えを頂きながら、オール甲賀で取組を進めてまいります。 文化芸術関連では、アール・ブリュット作品を活用した魅力発信事業において、櫟野寺の秋の特別拝観に合わせ、やまなみ工房で活動する17名のアーティストの作品展示を行い、多くの皆様方に湧き上がる芸術のすばらしさを感じていただきました。 また、廃校となった小学校で使われていたピアノに、やまなみ工房のアーティスト作品によるラッピングを行い、ストリートピアノとして、陶芸の森、産業展示館に設置をいたしております。多くの一般の来場者にも弾いていただくほか、プロの演奏家によるライブなども行われており、日々の暮らしの中にアートを感じていただけるものと期待をいたしております。 以上、直近の主な市政の取組についての御報告といたします。 それでは、本日提案をいたしますのは、人事案件2件、条例案件6件、補正予算案件8件、その他案件3件の合計19件でございます。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(田中喜克) この際、日程第3、議案第89号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて及び日程第4、議案第90号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第89号及び議案第90号について、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第89号の人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、令和4年3月31日で任期満了となる人権擁護委員の選任につきまして、法務大臣に対し候補者として推薦するに当たり、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき意見を求めるものであります。 推薦する候補者は、土山町大野在住の中邨満由美さんであります。 中邨さんは、これまで滋賀県公立学校教員として長年勤務をされ、また、市役所の人権関係部署でも人権教育の担当として御活躍いただいており、教育現場をはじめ人権教育に広く精通をされております。人格・見識ともに高く、人権擁護委員として新たに推薦するものであります。 なお、当委員の任期につきましては、令和4年4月1日から3年間であります。 次に、議案第90号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、令和3年12月17日をもって任期満了となる甲賀市教育委員会委員の任命につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 任命する委員は、水口町虫生野在住の野口喜代美さんであります。 野口さんは、平成29年12月18日から現在まで在任をされ、人格高潔であり、教育に関して識見を有する人であるとの判断から、引き続き教育委員会委員に任命するものであります。 任期につきましては、令和3年12月18日から4年間であります。 以上、議案第89号及び議案第90号の提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって提案理由の説明を終わります。 この際、日程第5、議案第91号 甲賀市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定についての件から、日程第10、議案第96号 甲賀市公民館条例の一部を改正する条例の制定についての件まで、以上6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。
    ◎市長(岩永裕貴) 議案第91号から議案第96号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第91号 甲賀市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律第13条第1項の規定に基づき、情報通信技術を利用する方法により、市の機関に係る申請、届出その他の手続を行うことができることを目的として条例を制定するものであります。 この条例は、公布の日から施行することといたします。 なお、補足説明は総合政策部理事がいたします。 次に、議案第92号 甲賀市自転車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、甲南駅周辺整備に伴い、甲南駅北側に新たに自転車駐車場を設置をするため、甲賀市自転車駐車場条例の一部を改正するものであります。 この条例は、令和4年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第93号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、令和4年1月1日から、出産育児一時金に含まれる産科医療補償制度の掛金が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられる一方、少子化対策の重要性に鑑み、出産育児一時金の支給総額については42万円を維持されることから、出産育児一時金の額を改正するものであります。 現在、本市では、出産育児一時金として、条例で定める40万4,000円に産科医療補償制度の掛金1万6,000円を加算し総額42万円を支給しており、引き続き同額を支給するため、出産育児一時金を40万8,000円に改正するものであります。 なお、この条例は、令和4年1月1日から施行することといたします。 次に、議案第94号 甲賀市保育園設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 甲賀市水口東保育園及び甲賀市岩上保育園につきましては、甲賀市幼保・小中学校再編計画に基づき統合・再編し、民間の公私連携型認定こども園として整備することとなり、令和4年4月には社会福祉法人絆敬会の運営による新たな園が開園をいたします。このことから、甲賀市水口東保育園及び甲賀市岩上保育園を閉園するため、条例中から両園を削るものであります。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第95号 甲賀市開発許可の基準等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、都市計画法の改正に伴い、市街化調整区域において災害の発生するおそれのある区域について、開発許可の抑制を図る改正とともに、市街化調整区域では自己居住や自己業務用の建物しか認められないことが、空き家等の利活用が進まない原因の一つであると考えられることから、空き家等を地域の大切な資源として捉え、地域コミュニティの維持を図るため、空き家の賃貸利用を可能とする改正を行うものであります。これにより、市街化調整区域での空き家の借家としての利用が可能となります。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第96号 甲賀市公民館条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、甲賀市鮎河公民館について、平成30年3月に閉園になりました鮎河保育園を公民館として改修をし移転を予定していることから、位置等を改めるため、甲賀市公民館条例の一部を改正するものであります。 それに伴い、現在の公民館に併設をしている甲賀市土山生活改善センターを廃止をするため、附則において甲賀市農業振興センター条例の一部を改正するとともに、鮎河地域市民センターも公民館と同時に移転することから、併せて甲賀市地域市民センター設置条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は、令和4年4月1日から施行することといたします。 以上、議案第91号から議案第96号までの提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 議案第91号について補足の説明を求めます。 総合政策部理事。 ◎総合政策部理事(阪本伸江) 議案第91号 甲賀市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例の制定について、その補足の説明を申し上げます。 本議案は、いわゆるデジタル手続法を背景として、本市の条例等に基づく手続などについて、デジタルにより手続を行うことを目的とし条例を定めるものであります。 それでは、条文ごとに補足の説明を申し上げます。 第1条では、条例制定の目的を定めております。 第2条では、本条例における用語の意義を定めております。 第1号では、この条例の対象となる条例及び規則等を、第2号では、対象となる市の機関等について定めております。 第3条では、条例等により書面で行うこととされている申請などについて、書面などによることに加え、当該申請などをデジタルにより行うことができるよう定めております。 第1項では電子申請の方法について、第3項では電子申請の到達時期について、第4項では、書面申請での署名などについてマイナンバーカードによる電子署名でもって代替できることを、第5項では、当該手続の手数料をデジタルで納付できることを定めております。 また、第4条では、条例等により書面で行うこととされている処分通知などについて、書面等によることに加え、当該処分通知などをデジタルにより行うことができるよう定めております。 次に、第5条、第6条では、条例等により書面で行うこととされている縦覧及び台帳等の記録の作成について、デジタルにより行うことができるよう定めております。 次に、第7条では、申請事項に虚偽がないことを対面により確認する必要がある場合や許可証等の書面を事業所に備えつける必要がある場合など、デジタル化が適当でない手続等を規則で定めることにより、本条例の適用除外とできるよう定めております。 次に、第8条では、行政機関の間での情報連携等により入手・参照できる情報に関する添付書類について、添付を不要とできることを定めております。 次に、第9条では、手続等のデジタル化の推進を図るために、情報システムの整備など必要な措置を講ずることの市の努力義務を定めております。 次に、第10条では、デジタルで行うことができる行政手続の状況について、インターネットなどの方法により公表することを定めております。 次に、第11条では、条例で定めていない詳細な事項について規則で定めることを定めております。 なお、附則としまして、この条例の施行日につきましては公布の日からとするものであります。 以上、議案第91号の補足の説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって、提案理由の説明及び補足説明を終わります。 この際、日程第11、議案第97号 令和3年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)の件から、日程第18、議案第104号 令和3年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)の件まで、以上8件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第97号から議案第104号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第97号 令和3年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ9億5,080万4,000円を追加し、予算の総額を429億7,764万4,000円とするものであります。 新型コロナウイルス感染症の感染者数が全国的に大幅に改善をする中、感染対策を講じながらではありますが、市内の文化活動、スポーツイベントなども徐々に再開をされてまいりました。 今後は、経済回復に向けた出口戦略により、市内経済の好循環の創出に向け、時期を逸することなく、きめ細やかな支援を実施するなど、しっかりと市が果たすべき役割を果たしてまいりたいと考えております。 こうしたことから、今回の補正の主な内容といたしまして、歳出では、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた市内事業者を支援するため、市内の飲食店や宿泊施設、酒類販売店舗で利用できるプレミアム付き商品券を販売をするほか、市内店舗にてQRコード決済を利用された方へキャッシュレスポイント還元事業に要する経費を追加をいたしました。 また、観光事業や飲食店事業者に対し、営業に係る食品購入経費を補助するとともに、観光事業者や飲食店事業者に甲賀市産の農産物を納入している事業者に対して一時金を給付いたします。 さらに、市内の宿泊施設に宿泊された方に対し、市内での飲食や土産物購入などに利用できるクーポン券を無料配布をするほか、市内9か所の酒蔵の地酒の飲み比べセットを割引価格で販売をするキャンペーンの実施、お茶や野菜などの特産品の次期作に係る資材費等の支援などの経費を追加計上をいたしました。 また、国・県の補助採択に伴う事業の追加、法人や団体、個人の皆様から頂きました寄附金を財源とする備品等の購入、新型コロナウイルス感染症による事業の精査、見直しに係る減額などを計上いたしております。 一方、歳入におきましては、事業実施に伴う国・県支出金のほか、普通建設事業の増加に伴う合併特例事業債などを計上し、所要の補正を行うものであります。あわせて、10件の繰越明許費と2件の債務負担行為を追加するものであります。 次に、議案第98号 令和3年度甲賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、医療費の増加に伴い保険給付費の増額を行うもので、既定の歳入歳出予算にそれぞれ5億6,000万円を追加し、予算の総額を90億8,260万5,000円とするものであります。 補正の主な内容は、歳出では、保険給付費のうち療養給付費及び療養費並びに高額療養費を増額するものであります。一方、歳入では、保険給付費の増額に伴い県支出金の保険給付費等交付金を増額するものであります。 次に、議案第99号 令和3年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ245万5,000円を追加をし、予算の総額を85億2,668万7,000円とするものであります。 補正の主な内容は、歳出では、人事異動に伴う職員手当及び会計年度任用職員の雇用に伴って必要となった社会保険料を増額するものであります。一方、歳入では、歳出の増額について一般会計からの繰入金を増額するものであります。 次に、議案第100号 令和3年度甲賀市病院事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入及び支出において、既決予定額にそれぞれ40万円を追加し、予算の総額を8億2,848万6,000円とするものであります。 補正の内容は、収入では、滋賀県新型コロナウイルス感染症後方支援医療機関等連携促進事業費補助金40万円を受け入れ、支出は後方支援に必要な診療材料費を増額するものであります。 次に、議案第101号 令和3年度甲賀市水道事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入におきまして既決予定額に15万2,000円を追加し、総額を30億3,362万9,000円とするとともに、収益的支出において既決予定額から247万円を減額し、総額を27億2,552万9,000円とするものであります。 また、資本的収入におきまして既決予定額に45万円を追加し、総額を7億386万5,000円とするとともに、資本的支出におきまして既決予定額に214万4,000円を追加し、総額を15億4,105万9,000円とするものであります。 補正の内容は、人事異動等に伴う職員給与費等を補正するものであります。 次に、議案第102号 令和3年度甲賀市診療所事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的支出において既決の予定額に641万4,000円を追加し、支出予算総額を2億4,071万4,000円とするものであります。 補正の主な内容は、職員の給与費について人事異動等による補正分641万4,000円を追加するものであります。 次に、議案第103号 令和3年度甲賀市介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的支出において既決の予定額に2,592万1,000円を追加し、支出予算総額を3億5,492万1,000円とするものであります。 補正の主な内容は、職員給与費について人事異動等による補正分の2,592万1,000円を追加するものであります。 次に、議案第104号 令和3年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入におきまして既決予定額から33万6,000円を減額し、総額を29億6,606万1,000円とするとともに、収益的支出におきまして既決予定額から2,096万8,000円を減額をし、総額を35億6,662万5,000円とするものであります。 また、資本的収入におきまして既決予定額に1万8,000円を追加し、総額を15億8,096万2,000円とするとともに、資本的支出におきまして既決予定額から775万8,000円を減額し、総額を26億4,750万6,000円とするものであります。 補正の内容は、人事異動等に伴う職員給与費等の補正するものであります。 以上、議案第97号から議案第104号までの提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって提案理由の説明を終わります。 この際、日程第19、議案第105号 指定管理者の指定につき議決を求めることについての件から、日程第21、議案第107号 市道路線の認定につき議決を求めることについての件まで、以上3件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第105号から議案第107号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第105号及び議案第106号の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、令和4年4月1日から公の施設の管理を行わせる指定管理者を指定することについて議決を求めるものであります。 議案第105号の甲賀市甲賀歴史民俗資料館については甲賀地域歴史資料保存会を、次に、議案第106号の甲賀市東海道伝馬館については特定非営利活動法人歴史の道東海道宿駅会議を指定管理者としてそれぞれ指定するものであります。 なお、これらの2施設の指定期間につきましては、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間とするものです。 指定候補者の選定につきましては、過日、外部委員で構成する甲賀市指定管理者選定委員会の慎重審議の結果を踏まえ、甲賀市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条の規定に基づき選定をしたものであります。 次に、議案第107号 市道路線の認定につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、市道路線として2路線を認定しようとするものであります。 1件目の大原市場山添線、2件目の野田下浦9号線は、いずれも民間住宅開発に伴い新たに整備をされた住宅団地内道路について、市道路線として認定するものでございます。 以上、議案第105号から議案第107号の提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(田中喜克) 以上をもって提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案熟読のため、11月30日から12月6日までは休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(田中喜克) 御異議なしと認めます。 よって、11月30日から12月6日までは休会とすることに決定いたしました。 ただいまの上程議案に対する質疑の通告書につきましては、12月2日正午までの執務時間中に議会事務局まで御提出ください。 その際、質疑の通告は、内容を詳細かつ具体的に記入いただきますようお願いいたします。 また、討論の通告書につきましては、12月3日正午までの執務時間中に議会事務局まで御提出ください。 以上をもって、本日の日程は全部終了しました。 なお、次回は、12月7日午前9時30分より会議を開きますので、御参集願います。 本日は、これをもって散会いたします。     (散会 午前10時23分)  この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            甲賀市議会  議長  田中喜克              同    議員  西山 実              同    議員  木村眞雄...